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息子の必需品

息子の必需品_a0184946_9443741.jpg

靴底に入れる中敷きです。

息子は、『先天性内反足』という整形疾患を抱えてます。
で、半年に一度経過を診ていただいています。
で、年に1回程度、足の大きさに合わせて、コレ↑を作ります。
このお値段、なんと諭吉3枚分+α
なんともセレブなシロモノです。
今回は、2足分いっぺんに作ったので(学校用と外用)、
諭吉くん5枚ほど、飛んでいきました。
もちろん、申請さえすれば後で返ってきますがね…

毎度のことながら、痛い出費ですが、
息子にとっては欠かせないもの。
のちのち、出世払いでもしてもらおうっと(笑)

*************




うちの息子、先ほども言いましたが、
『先天性内反足』という病気付きでやって来ました。
1000人に1人位の確率で発症するそうです。

通常なら足のつま先は外を向いているのですが、
それが、内側にフックのように両足が曲がってる状態。
(くるぶし辺りが一番下でぐいっと『し』の字を描くように・・・かな)
もちろん、このままだと、歩けません。

生後まもなくから、毎日毎週のように病院に通い
足先を外に向けるマッサージ&ギプス矯正が始まり、
生後2ヶ月の時手術。
そして、デニスブラウンという、スノボのような装具を
歩けるようになるまで、付けてました。
歩けるようになってからは、昼間は足底装具、夜だけデニスになり、
現在は、昼間の足底装具のみという感じになっています。
(主治医によってちょっと方針に差はあるみたいですが、
成長期を過ぎるまでは、様子を見て、
必要であれば、手術をするようです。

現在ウチの息子の場合、
運動面において多少劣るところはあるものの、
(足首の柔軟性が低いので)
一見すると、ただの内股気味の男の子なので、
ほとんど気づかれることはありません。
ただ、これから体が大きくなるにつれ、
彼自身が不便を感じることは出てくるでしょう。

職業柄(といっても今は働いてませんが)、
色々な病気を抱える当事者&家族の方々を見てきましたが、
まさか、自分が当事者の1人になるとは思ってもいませんでした。

一応知識もあったのである程度、冷静に対処出来た面もありますが、
特に息子が小さい頃は、
何も分からず情報を集めては、逆に不安になったりして、
かなり、くよくよした時期もありました。
でも、おかげで得られた事もあります。
これからも、病気との付き合いは続きますが、
私を成長させてくれる糧と思って向き合えたらなと思っています。

なんだかやっぱりとりとめなく、タラタラと書いてしまいましたが、
ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。

by tekuteku-mi_na | 2012-01-13 11:29 | かぞく
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